2011年5月1日日曜日

ゆりかご

木々の展葉が進み、やがて新緑が深緑に変わってきて季節は春から初夏へ移ろいます。この時期に驚いたのはエゴノキに既にオトシブミの「ゆりかご」ができていることです。葉が伸びきるやいなや、いつの間にか仕事が終わっている。オトシブミはエゴノキの葉の展開を監視していたのでしょうか。このゆりかごの大きさや巻き方はヒメクロオトシブミの手によるものです。エゴツルクビオトシブミがゆりかごを「制作」するのはもう少し先になるでしょう。

1 件のコメント:

  1. お写真の揺籃はヒメクロオトシブミの作る狭栽型ではなく、エゴツルクビオトシブミの作る曲栽型ですね。(オトシブミハンドブック等参照)
    ヒメクロオトシブミがこれをつくったとすると、通説が覆されることになります。
    因みにエゴツルクビオトシブミは4月29日には揺籃をつくっていました。

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